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基本知識

モンゴル国

   面積 : 1,566,000㎢

   人口 : 330万人 (2019年)

   首都 : ウランバートル

   政体 : 直接選挙による大統領制、議会制民主主義(一院、複数政党制)

   民族構成 : ハラハ族86%、カザフ族7%、トルコ族4%、ブリヤード族3%

   言語 : モンゴル語

   宗教 : チベット仏教、シャーマニズム、キリスト教、イスラム教など

   平均寿命 : 71歳

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位置

モンゴル国はユーラシア大陸の内陸部に位置し、南側は中国、北側はロシアに接している

内陸国です。チンギス・ハーン、フブライ・ハーンの時代から20世紀まで、シベリア地方

から内モンゴルまで、現在の面積より4倍広い国土を支配していました。

モンゴル人と人口

チンギス・ハーンの意志を引き継ぐモンゴル人は心優しい親切な人達です。

   大草原の厳しい気候にあって、モンゴル民族は昔から団体で生活し、お互い助け合いながら暮らしてきました。例えば、誰かの家畜がいなくなった時には皆で探します。またどこかに出かけるときには入口の鍵をかけないで行きます。これは困った旅人が留守中にゲルを訪れるかもしれないからです。このような事例は他にもありますが、現代の作法で生活する外国人の皆様には懐かしいと感じることが沢山あるのではないでしょうか。

 

   現在、モンゴルの人口は320万人に達しています。その中で30歳までの若者は人口の3分の2、14歳までの子供は人口の5分の2を占めます。人口の約半数が首都や町などで生活しています。人口の47%が遊牧生活で、約5千6百万頭の家畜を飼育しています。年間の人口増加率は2.8%。人口密度の平均は1㎢あたり1.9人。ただし首都ウランバートルの人口密度は約29人と人口が都市に集中しています。

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気候

モンゴルは海洋から離れており、標高が高い所に位置するので大気が乾燥しています。

その上、冬の寒さが厳しいです。年間で260日も晴天なのがモンゴルの特徴です。

   1年の中で暖かい季節は夏の6月~9月です。年間の平均降水量の70%は7月~8月に

   集中しています。高山地方の年間最高気温は15℃止まりですが、ゴビ地方での年間最高気温は30℃~35℃。時には39℃まで高くなることもあります。一方モンゴルの冬は長く寒い季節となります。全国の最低気温はマイナス50℃、首都ウランバートルではマイナス30℃、

   北部のフブスグル湖周辺ではマイナス50℃まで下がる日があります。地球温暖化の影響でしょうか、モンゴルの平均気温は2℃位上がりました。

習慣と文化 

現代のモンゴルの文化(芸術、音楽等)にはチベット仏教の影響を強く受けているものも

   あります。その他にモンゴルにはそれ以前からの伝統的な習慣も沢山あります。モンゴル民

族はもともと遊牧民族なので、その習慣や文化には自然や家畜との関係が深く関わっていま

す。それで現在でもモンゴルの伝統的な住居のゲルに好んで住む人々が多くいます。

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宗教 

モンゴルの人口の約94%は仏教を信仰し、約6%がイスラム教を信仰しています。

   仏教は紀元前3世紀頃、シルクロードを経てインドからモンゴルに伝わってきました。

   その後、16世紀半ば頃にチベット仏教が伝わってきました。仏教の教えによってチベット

とモンゴルとの関係は深く、習慣など、よく似ているところがあります。

    天国と言われるラハスに行きたがるモンゴル人が沢山います。1920年以前はお坊さんに

   なる子供が沢山いました。それはお坊さんになって欲しいと願う母親や父親が沢山いたから

です。その影響でモンゴルには当時700個所くらいのお寺がありました。1920年、ロシア

の共産主義により、仏教を信仰することが難しくなりました。1930年代の始め頃、何

千人ものお坊さんが暗殺されたり、シベリアに追放されたりしました。宗教に関する活動が

禁止され、お寺などが使われなくなりました。

言語 

モンゴル語はウラルアルタイ語系に属し、公用語はハラハーモンゴル語です。人口の90%

はハラハーモンゴル語を使い、残りの10%は他のモンゴル語で話しています。

   また、モンゴルの伝統的で独特な古文字は約700~800年前から使われています。

    以前、ロシア語はロシアの大学で学んでいました。今は中学2年生から、希望者はロシア

   語の勉強ができるようになりました。その他、英語、中国語、ドイツ語、フランス語などを

   勉強する若者も増えています。

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ウランバートル市の歴史

現在のモンゴルの首都はウランバートルですが、歴史の上ではこれまでに首都は20回位

   移動しています。ヘンテイ県のバガハンガイ山脈を源流とし、やがてバイカル湖に注ぐトー

   ラ川の辺、四方を4つの山に囲まれた盆地にウランバートルは位置しています。

   ウランバートル市の標高は1351mです。1999年10月29日はウランバートル市の360周

年記念日でしたが、その年の首都の人口は76万人を超えていました。

   平和道路と呼ばれる大通りが市の中央を走り、スフバートル広場が首都の中心にあります。

   この広場の名前は1921年のモンゴル革命を指導し、現代のモンゴル国の基礎を築いた国の

英雄、スフバートルの名前に由来しています。

   また、スフバートル広場の北方にはモンゴル国の国会議事堂があります。

通貨

通貨の単位はトウグルグ(TGまたはMNT)です。紙幣には1Tg、 5Tg、 10Tg、 20Tg、 

50Tg、 100Tg、 500Tg、 1000Tg、 10,000Tg、 20,000Tg があります。

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治安 

一般的にモンゴルの治安は良いと思います。ただ、どこの国にもあるように外国人をからかったり、ひったくり事件がたまに発生しています。特に人込みや夜の外出は注意が必要です。

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市内交通

ウランバートル市民の足は路線バスとトロリーバスです。路線バスは距離に依らず、1回

   600Tgです。車内にいる車掌に直接支払います。トロリーバスの料金は500Tgです。

   この二つの他に白タクも利用されています。ただし、白タクは現地に慣れている方かモンゴル人が一緒でなければ止めた方が良いでしょう。なお、モンゴルでは自動車は右側通行です。

   道路を横断するときは安全を確認して下さい。

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